大田区仲六郷2-14-14 カンタービレ1階
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歯の豆知識

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当院の歯周病治療

当院の歯周病治療は、大きく分けて次の3つになります。
1.口の中の歯周病菌をできるだけ減らす
2.効率の良い歯磨きの方法を患者さんにお教えする
3.噛み合わせを調整する

1.口の中の歯周病菌をできるだけ減らす

歯周病は、お口の中の歯周病菌が増殖して毒素を出すことで、
歯茎や歯を支える骨が破壊されていく病気です。
そこで、この諸悪の根源である歯周病菌をできるだけ減らすことで、
歯茎や骨の破壊を食い止めるのです。歯周病菌を減らすために、
私ども歯科医師や歯科衛生士は歯周病菌のかたまりである
歯石やプラーク(歯垢)を、専門の器具を使って徹底的に取り除きます。
そして、歯周病菌が増殖しにくい環境にするために汚れが溜まりにくい
形の被せ物や詰め物で、歯を治したり治療を並行して行います。

2.効率の良い歯磨きの方法を患者さんにお教えする

治療だけでは歯周病菌を減らすことはできません。
私たちがいくら歯周病菌を取り除いても、
歯周病菌をゼロにすることはできないので、
口の中に少しは残っています。
その残っている菌が患者さんが
食事をするたびに増殖していくからです。
患者さんのふだんの歯磨きで、歯周病菌の増殖を抑えないといけないのです。
そこで当院では歯周病菌を効率よく取り除く、
歯磨きの方法をお教えするということにも力を入れています。

3.噛み合わせを調整する

歯周病が進行すると、歯を支えている骨がどんどん溶けて破壊されていきます。
歯が揺れてよく噛めない」のは、骨が破壊されている証拠。
骨が噛む力に耐えられず悲鳴を上げている状態なのです。
この状態を放っておくと、噛む刺激でさらに骨の破壊が進んで まうため、
歯周病の進行も加速度を 増し、最後には歯がポロリと抜け落ちてしまいます。
こうならないためには、骨にかかる噛む刺激を分散させてやらなければいけません。
そこで、かみ合わせの調整を行って、骨にかかる負担を分散させるのです。
具体的には歯を何本か横につないで、一本一本にかかる力を分散させたり、
噛む力を支えやすいように歯の形を整えたりします。
一般的な歯科医院での歯周病治療では、
【1】や【2】の治療ばかりに目が行きがちですが、
当院では噛み合わせの調整もきちんと行っております。
噛み合わせの調整を行うことで、歯周病の進行を抑えていつまでも
自分の歯で噛めるようにしてさしあげたいと思っているからです。